2024年02月21日 活動報告

 令和6年2月17日(土曜日)に秋田県主催(実施主体:秋田県地球温暖化防止活動センター)の「食」と「環境」をテーマにした地球温暖化対策に関するセミナーを開催しました(約60名が参加)。

未来へつなぐ「暮らし」と「環境」~はじめよう、地球温暖化防止のためにできること~

基調講演

「食」と「環境」を未来に継承していくために

セミナー開催チラシの表紙

講師 東北農政局 地方参事官 田口 将之 氏

 農業分野への気候変動の影響や日本の農業を取り巻く課題や国際情勢などについて説明いただいた後、持続可能な食糧システムの構築に向けて国が策定した「みどりの食料システム戦略」の内容や具体的な取り組みについて、農林水産省が制作した動画(youtubeチャンネル「maffchannel」:「みどりの食料システム戦略」PR動画の視聴も交えながら、わかりやすく解説いただきました。
 食から日本を考えるニッポンフードシフトの宣言を行う時間も設けられ、参加者からは消費段階での温室効果ガスの削減に向けて「旬の食材を余すことなく味わいます」「冷蔵庫を詰めすぎず食べきれる分を購入します」などの宣言がなされました。

話題提供

大館市の脱炭素社会を目指す取り組み

発表者 大館市 市民部 環境課 石田 孝志 氏

 県内で最初にゼロカーボンシティを宣言した大館市が、2050年のカーボンニュートラルに向けて取り組んでいる適応策と緩和策について発表いただきました。
 参加者からは、地域のオリジナル施策や地元産の木材利用に関する質問や意見が出され、地域の取り組みに対する関心の高さが伺えました。

地球温暖化対策に関するセミナーの会場の様子 大館市からの話題提供の様子